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沖縄で“実質最多”の155人 ほとんどが中南部に集中 時短1時間早める可能性も

2021年4月8日 06:46

 沖縄県は7日、県内で新たに10歳未満~90代以上の男女155人の新型コロナウイルス感染を確認した。過去2番目に多い。最多だった昨年8月9日の156人には、那覇市松山地区での臨時集団検査の結果が含まれていため、1日当たりで確認された感染者数としては実質、最多となる。155人中、150人が本島中南部、那覇市の各保健所管内で確認された。県内の累計感染者数は1万194人。

県内の新型コロナウイルス感染者の推移

 玉城デニー知事は同日の記者会見で、「8、9日の状況によっては、さらに強い対策を検討しなければならない」との考えを示した。1日から始めた本島内20市町村の飲食店などへの時間短縮要請の効果を見極めながら、午後9時までの時短を1時間早める可能性に言及した。国へのまん延防止等重点措置の適用要請にはあらためて慎重な姿勢を示した。

 対策徹底を宣言した店舗に県が交付する「シーサーステッカー」に加え、県が直接確認し十分な対策を講じている店舗に認証を与える新たな制度の準備を進めていることも明言。時短営業を要請している約9千店舗を巡回指導し、認証制度の精度を高める考えも示した。

 感染者数は3月9日から30日間連続で前の週の同じ曜日を上回った。7日に感染が確認された155人中、重症化しやすい70代以上は9人。年代別では20代が30人で最も多く、50代25人、30代23人、10代と40代がともに22人と続く。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は45・79人で全国2番目になった。4月3日~6日は全国最多だった。沖縄を抜いて全国最多になったのは大阪で47・03人、3番目は宮城県で35・90人。

 米軍関係は嘉手納基地やキャンプ・ハンセンなどで計6人の新規感染が確認された。

 玉城知事は、時短要請が解除される21日までに感染拡大を封じ込めたいとし、歓迎会の自粛や、シーミー(清明祭)を行う際は家族単位などできるだけ少人数、短時間で行うようあらためて呼び掛けた。

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