[未来支える]

(資料写真)空

 個人や法人から寄せられた寄付金を子どもの貧困問題解消に役立てる「沖縄こども未来プロジェクト」(代表・武富和彦沖縄タイムス社長)は7日までに、県内の非課税世帯の新高校生518人に入学応援給付金として1人当たり4万円、計2072万円を給付した。

 同プロジェクトの2020年度入学応援給付金は、小学校(各3万円、328人)、中学校(各4万円、397人)を合わせて、計1243人に4644万円となった。

 高校入学予定者への給付については、新型コロナウイルスの影響などで応募者が前年を大幅に上回ったことから、寄付金の状況を踏まえ、定員の上限を当初予定の400人から550人に増員。同プロジェクト運営委員会(嘉納英明委員長)で世帯収入や扶養人数などを基に選考した。

 給付を受けた生徒からは「教師になるのが夢です。必ず夢をかなえて、次は自分が支えていける大人になります」などのメッセージが寄せられた。保護者からは「コロナの影響で仕事が減り、大きな不安を抱えている中、進学用品が準備できることにほっとしました」などの声が届いている。