一定以上の収入がある75歳以上の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げる医療制度改革関連法案は8日午後、衆院本会議で審議入りした。菅義偉首相は「現役世代の負担上昇を抑え、全ての世代が安心できる社会保障制度の構築は待ったなしの課題。能力に応じた負担をしていただくことが必要だ」と意義を強調した。政府、与党は今国会での成立を目指す。

 一方、立憲民主党は「コロナ禍に窓口負担を引き上げるべきではない」として、原則1割を維持する対案を提出。共産党も反対しており、攻防も予想される。

 75歳以上の人の医療費窓口負担は現在、原則1割。現役並みの収入の人は3割を負担する。(共同通信)