沖縄県の北中城村立北中城中学校(照屋心一郎校長)は5日、劇団「チーム・スポット・ジャンブル(TSJ)」で活躍している島袋寛之さんを講師に招き、同校生徒会の2、3年生23人を対象に「リーダーの心得」を学んだ。講話やゲームを通してリーダーとしての意識を高め、活動の積極化を図るのが狙い。

ハトに扮した山本全泰さん、ハヤブサの與儀翔和さん、キツツキの城間千空さん(左から)=5日、北中城村北中城中

 TSJと親交のある同校の松浦雅子教諭が企画。舞台上で活躍する団員の「話術」を生徒会活動で生かそうと、昨年から講師を依頼している。

 今回の研修テーマは「仲間のアイデアに乗っかろう」。島袋さんは「対話の際は怖がらず、普通に会話すればいい。相手が話すそぶりを見せたときは決して遮らず、相手の顔を見ること」とアドバイス。「いい雰囲気になれば会話も弾む。相手のアイデアに乗っかることもコミュニケーション能力を高める大事な要素」と語った。

 23人が5グループに分かれコミュニケーション能力を高める「じゃんけんゲーム」「連想ゲーム」「なりきり想像ゲーム」などでさまざまな場面に遭遇した際の話し方を展開。時には生徒がアドリブを連発するなど、会場は終始和やかムードだった。

 想像ゲームでハトに扮(ふん)した山本全泰(またい)さん(2年)、ハヤブサの與儀翔和(とわ)さん(同)、キツツキの城間千空(ちから)さん(同)は「どうだすごいだろう! 鳥だ~よ」と会心の演技を披露し会場を湧かせた。2年の豊里未緒さんと3年の喜瀬珠侑さんは「会話に少し自信がついた。楽しい研修でまた受講したい」とにっこり。

 喜納英仁生徒会顧問は「実演家の話を聞き、生徒らの自信になった。会の活動にも弾みがつく」と楽しい雰囲気の研修会を評価した。(翁長良勝通信員)