エコ、エコロジーという言葉を耳にする機会は多いが、その日本語訳にあたる生態学についてはなじみがないという人が大半だろう。意味もあやふやなままに、カタカナの独り歩きを許しているのが実態だ。本書は、その生態学研究で活躍中の著者が自然や社会を洞察したエッセーである。