沖縄タイムス+プラス プレミアム

孝行息子、父の夢を実現 初の五輪代表 こみ上げてきた思い 屋比久翔平「金メダルを取りに行く」

2021年4月10日 18:24有料

 レスリングの東京五輪アジア予選は9日、カザフスタンのアルマトイで開幕して男子グレコローマンスタイルが行われ、77キロ級で26歳の屋比久翔平(ALSOK)が初戦から3試合を勝って決勝進出を果たし、2位までの五輪出場枠を獲得した。日本協会の選考基準を満たし、初の五輪代表に決まった。決勝でキルギス選手に敗れて2位だった。

 87キロ級で角雅人(自衛隊)は初戦で敗れた相手が決勝に勝ち上がったため、3位決定戦に進んだ。67キロ級の高橋昭五(神明精肉店)と97キロ級の奈良勇太(警視庁)は初戦で屈した。130キロ級で1次リーグA組の園田新(ALSOK)は1勝2敗で敗退した。

 グレコの日本勢は60キロ級で2019年世界選手権王者の文田健一郎(ミキハウス)が既に五輪代表に決まっている。

 初の五輪代表を決めるとこれまでの思いがこみ上げてきた。男子グレコローマンスタイル77キロ級の屋比久翔平(ALSOK)は力強く前に出るスタイルを最後まで貫いた。2016年リオデジャネイロ五輪は、アジア予選、世界予選で敗退。それだけに「その時の屈辱を晴らせた気持ちが大きい」と喜びは格別だ。

 マークした相手が決勝まで当たらない反対のゾーンに入ったことで「勝ち切ることを意識した」と冷静だった。初戦で格下のカタール選手に2分もたたず、テクニカルフォール勝ち。準々決勝もタジキスタン選手に8-3で圧勝した。...

野球・ゴルフ・サッカー・バスケ・・・プロからアマまでスポーツ全記事、読み放題! >>「沖縄タイムス+プラス スポーツ」

連載・コラム
記事を検索