宜野湾市の普天間第二小(知念克治校長)6年の鑓溝朱里(やりみぞ・あかり)さんはこのほど、宜野湾署の依頼を受けて、振り込め詐欺などの特殊詐欺に注意を呼び掛けるポスターとチラシを制作した。チラシは今後、市内の金融機関で年金支給日などに配布する。

感謝状を受け取った鑓溝朱里さん(中央)=7日、宜野湾市・普天間第二小

 玉那覇潤署長と宜野湾地区防犯協会の根路銘安正会長は7日、同小を訪ねて感謝状を手渡した。同署はこれまでプロに委託していたが、鑓溝さんが2020年全国地域安全運動ポスターコンクールで優秀な成績を収めたことから、依頼を決めた。

 作品は、「コンビニで電子マネーカードを買って来て」「役所の○○ですが、給付金があるので手続きして」などの詐欺事例を紹介し、「お金絡みの電話やメール それって詐欺かも」と呼び掛ける内容。

 鑓溝さんは「自分は大丈夫と思わないで。いつかだまされるかも、と思うくらいがいい。家族に知らせたり、警察に相談したりすることも大切だと思う」と話した。

 同署によると、特殊詐欺の県内の被害額は昨年1年で約2千万円。玉那覇署長は「金額にするとパトカー10台分。皆さんの周りでも『気を付けて』と話題にして」と話した。