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「苦労した先代がいたから私たちがいる」祖父と父の銅像にマスク 石垣市

2021年4月12日 15:10

 沖縄県石垣市の民家にある銅像2体に、新型コロナウイルス収束を願い、このほどマスクが掛けられた。マスクが掛けられたのは石垣市新川の嵩本安意さん(84)宅の庭に建つ祖父眞津さんと父正宜さんの等身大胸像2体。家と子孫を守り育ててくれた感謝を込め、正宜さんの米寿祝いに合わせて、安意さんが1998年に建立した。

父(手前)と祖父の胸像にマスクを掛ける嵩本さん夫妻=3月、石垣市新川

 大理石の上で母屋を向いて建つ。「苦労した先代がいたから私たちがいる。朝一番、父と祖父に未来永劫(えいごう)、嵩本家を見守ってと祈っている」と話す。

 家族や地域のために生きた2人の像は家宝。マスク掛けは妻の美代子さん(73)ら家族の感染防止策の確認・励行と、来客への啓発、コロナ禍の一日も早い収束を願う思いから始めたという。(太田茂通信員)

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