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感染拡大に歯止めかからず 要因は変異株 沖縄の北部地域でも広まる

2021年4月11日 08:25

 沖縄県は10日、10~80代の男女146人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染者が4日連続で100人を超えるのは初めてで、直近1週間の感染も816人で過去最多を更新した。また、9日に県衛生環境研究所が確認した感染力の強い変異株「N501Y」に感染した20人のうち、15人が北部保健所の管内で確認されていたことも明らかにした。

県内の新型コロナウイルス感染者の推移

県の新型コロナ判断指標と現状

県内の新型コロナウイルス感染者の推移 県の新型コロナ判断指標と現状

 県は感染拡大に歯止めがかからない要因の一つが変異株としている。県専門家会議メンバーの高山義浩医師は10日の会見で全国の多くの地域で変異株が広がっているとした上で「流行に巻き込まれると、県民が努力をしても防げなくなる」と指摘。感染の中心が変異株に変わる前に、現在の感染状況を改善する重要性を強調した。

 県によると北部で確認された15人は名護市での行動がつながっている。玉城デニー知事は同市を重点措置の対象にした理由に変異株の多さを上げた。

 県の糸数公医療技監は「(15人の)つながりはある程度追えている」として散発的な感染ではないとの見方を示した。クラスター(感染者集団)に当たるかは保健所が調査している。

 県内のこれまでの感染者数は1万611人。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は53・95人で全国2番目に高い。感染経路が分かっているのは36人で最も多いのは家族内の15人、友人・知人と職場がそれぞれ8人、飲食関係は4人など。

 米軍関係はキャンプ・ハンセンの1人で、合計は1216人になった。

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