沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表は13日、沖縄県議会土木環境委員会が遺骨の混じった土砂を埋め立てに使わないよう求める意見書を全会一致で可決したことを受け、県に改めて糸満市米須で計画されている鉱山開発を許可しないよう求めた。

県議会土木環境委員会の意見書可決を受け、改めて県に糸満市米須での鉱山開発への措置命令を求める具志堅隆松氏(右)=13日、県庁


 要請後に会見を開いた具志堅氏は、委員会での全会一致での可決を「沖縄県全体で反対しているということの根拠になる」と指摘。意見書には「本島南部」や「辺野古基地建設」の文言は入らなかったが「県議会は民意を示す柱。沖縄の多くの県民が心を痛めていることが示されたと捉えている」と意義を強調した。
 玉城デニー知事が鉱山業者の届け出に対し自然公園法に基づく採掘禁止などの措置命令を出す期限が16日に迫っていることには「中止命令を出さなければ国へ沖縄県が間違ったサインを送ることになり危惧している」と言及。「国には南部からの埋め立て土砂の採取計画を断念してもらいたい」と訴えた。
 要請には県自然保護課の仲地健次課長が対応。県の対応方針に関し「現在検討している」と述べるにとどめた。