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高齢者のワクチン接種、4月接種は14市町村 20市町村は5月に 沖縄

2021年4月14日 06:31

 65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種について、沖縄県内41市町村中、沖縄市など14市町村で4月中の開始を見込んでいることが沖縄タイムスの調べで分かった。5月中は名護市など20市町村。計34市町村で接種の開始時期が固まった。一方、小規模離島7町村は、対応する自治体職員や医師、看護師の不足などを理由に、開始時期が明確に決まっていない。

4月中に接種の開始を見込んでいる沖縄市役所

新型コロナウイルスワクチン接種開始予定日

4月中に接種の開始を見込んでいる沖縄市役所 新型コロナウイルスワクチン接種開始予定日

 沖縄市は入所型の高齢者施設を重点的に接種する方針。4月19日の週から入所者に接種し、同時に施設で働く65歳未満を含む従業員も対象とする。「クラスター(感染者集団)を防ぎ、効率よく接種するため」(同市)で、施設ごとの接種を計画している。65歳以上の幅広い層が受けられる「集団接種」は5月17日の週以降となり、同6日以降に接種通知を発送する。

 那覇市は、4月26日の週から高齢者施設の入所者を優先して接種する。月内を目指すが、5月1~2日の大型連休にずれ込む可能性もある。集団接種は5月17日の週以降の見通しで、接種開始の2週間前に対象者へ通知を送る。

 小規模離島7町村の中には、5月中を見込む自治体もあるが、開始時期は明確に決まっていない。「対応する職員が足りず、うまく動けていない」(渡名喜村)「医師と看護師の確保ができていない」(北大東村)などの意見が上がった。

 65歳未満も同時接種する方針は、15日に開始するうるま市(津堅島)のほか、南城市(久高島)、渡嘉敷村、渡名喜村。座間味村は65歳未満の基礎疾患を持つ人にも接種の意向を確認中で、多良間村は65歳未満の観光事業者も優先し接種する方向で検討している。

 高齢者対象のワクチン接種は12日から宮古島市で始まった。県内41市町村には月内に少なくともワクチン1箱(約485人分)が届く見通しで、約3分の1の市町村が対象者向けの接種通知を既に発送した。

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