沖縄県宮古島市平良下里の民家で住人の男性(61)が刃物で刺され殺害された事件で、県警は15日午前、殺人容疑で全国に指名手配していた同居人の長男(39)の身柄を確保し、逮捕した。同市内の住宅街で住民から「容疑者を発見した」と通報があり、駆け付けた警察官が宮古島署に任意同行を求めた。

(資料写真)パトカー

 県警によると、発見時の容疑者は民家先の路上でやつれた様子で立っていたという。所持品はなかった。調べに「間違いありません」と容疑を認めている。犯行に使われた凶器は見つかっていない。

 県警は容疑者の逃亡経路や犯行動機などを詳しく調べる。捜査1課は「事件に対する住民の関心も高く、多くの情報提供があって逮捕することができた」とコメントした。

 事件は4月3日午前1時すぎに発生。自宅内で胸付近を刃物のようなもので刺され、血を流して倒れている住人男性を家族が発見した。その際、自宅外へ逃げる長男が目撃されており、県警は6日に殺人容疑で長男を全国指名手配し、行方を追っていた。