[胃心地いいね](621) 海と麦と 本部町崎本部

「三枚肉そば」(左)と削りたてのおかかをのせた「おかかご飯」(右)。「アイスカプチーノフラッペ」(奥)は食後におすすめ

「素材にこだわった沖縄そばを食べに来てほしい」と話す店主の渡辺正幸さん=8日、本部町崎本部

海と麦と

「三枚肉そば」(左)と削りたてのおかかをのせた「おかかご飯」(右)。「アイスカプチーノフラッペ」(奥)は食後におすすめ 「素材にこだわった沖縄そばを食べに来てほしい」と話す店主の渡辺正幸さん=8日、本部町崎本部 海と麦と

 自家製麺沖縄そばの店「海と麦と」。店で削ったかつお節を使用し、素材のうま味が溶け出した“あっさり本格かつおだし”が特長だ。店内は白を基調としたギリシャを思わせる雰囲気と、木のぬくもりが感じられる。内外装は海外で長年、フレンチのシェフを務めた店主・渡辺正幸さん(48)が手掛けた。入り口付近にはかつお節削り機が設置され、店内に漂うカツオの香りに食欲がそそられる。

 鹿児島県枕崎産のかつお節や香川県瀬戸内海の伊吹島のいりこ、北海道の天然日高昆布を生産者から直接仕入れ、前日から準備し、だしを取る。麺は自家製で3種の小麦粉をブレンドした全粒粉入りの細麺。もちもちの食感とコシがスープとよく絡む。

 メニューは県産豚肉を使った本ソーキそば(850円)や軟骨ソーキそば(750円)などがあり、久米島のアオサや、生ショウガが添えられている。三枚肉そば(750円)は、オーブンで満遍なく火を入れた三枚肉のほか、もも肉も入っていてバランスが良くペロリと食べられるおいしさだ。

 削りたてのおかかをのせた「おかかご飯」(150円)もオススメ。白ワイン(350円)はそばとの相性が良く、食後には砂糖と牛乳の入ったギリシャのアイスコーヒー「アイスカプチーノフラッペ」(280円)も人気だ。

 茨城県出身の渡辺さんは、海外でシェフとして長年務めるなどした後、5年前に本部町で地中海料理の店をオープン。沖縄そばの店が多数ある同町で暮らすうち興味を引かれ、「沖縄そばを追求したい」という思いが強くなったという。2020年7月に今の店を開いた。

 「これからどんどん可能性が広がっていくようなお店にしたい」と話す渡辺さん。「一つ一つの素材にこだわった一品。ぜひ一度食べに来てほしい」と話した。(北部報道部・當銘悠)

 【お店データ】本部町崎本部32。午前11時~(午後4時ラストオーダー)。火・水曜日定休。電話0980(43)5850。