東京都新宿区にあるマンション地下駐車場の消火設備から二酸化炭素(CO2)が放出され、男性作業員4人が死亡した事故で、設備について知識がある消防設備士などの有資格者が現場に立ち会っていなかったことが17日、捜査関係者への取材で分かった。

 事故が起きたマンションの立体駐車場の入庫口に掲示されている二酸化炭素消火設備に関する注意書き=16日、東京都新宿区

 総務省消防庁はCO2の消火設備の周辺で工事する際は、有資格者を立ち会わせるよう求める通知を出している。警視庁捜査1課は業務上過失致死の疑いで、安全管理が適切だったか調べている。

 現場責任者によると、数年前にも同じマンションで同様の工事をした。取材に「CO2で事故が起きるとの想定はなく、危険性はないと認識していた」と話した。(共同通信)