沖縄県名護市の轟の滝公園で竹の花が開花し、訪れた人らを驚かせている。竹の花は一生に一度だけ開花するとされ、同公園内の展望台入り口の遊歩道横と、轟川の土手の群生2カ所で開花し始めている。

花穂から花糸を伸ばし雄しべがぶら下がっているホウライチクの花=8日、轟の滝公園内

 開花している竹は「ホウライチク」(イネ科)。花は、約3センチの花穂(かすい)から伸びた花糸(かし)の先に約5ミリの雄しべをぶら下げている。

 那覇から友人2人と来た宮國美智子さん(60)は「花だから花びらがあって赤や黄色の花になると思った。でも竹に花が咲くとは今まで知らなかった」とじっくり観察。数久田区の比嘉勉さん(72)と美代子さん(69)夫妻は「竹の花を初めて見た。雄しべがぶら下がり不思議な感じですね」と話した。

 同公園管理責任者の島袋聡志さんは「昨年も別の群生の竹が開花した。今年は展望台近くで咲いているので訪れる人はラッキーです」と話した。(玉城学通信員)