【東京】都内を拠点に三線唄者として活動する伊藤淳さん(36)が、昨年4月から毎週水曜日に「Tokyo三線ラヂオ」という番組をインターネットで配信している。コロナ禍で三線ライブが開催できない中、「沖縄居酒屋でのライブの雰囲気を感じて楽しんでほしい」と呼び掛けている。

伊藤淳さんがネット配信している「Tokyo三線ラヂオ」

 伊藤さんは2005年に、東京・中野の夏のイベント「中野チャンプルーフェスタ」の立ち上げに参加。東京中野区新風(あらかじ)エイサーのメンバーとして演舞し、自然と三線を弾き始めた。沖縄で民謡を学び、11年から三線唄者として活動している。

 番組では、伊藤さんがオリオンビールを飲みながら歌三線を披露。沖縄の魅力も発信する。今年3月には、中野にある「沖縄郷土の家」創立50周年記念のオンラインイベント「中野チャンプルーSHOW!」もユーチューブで配信した。

 伊藤さんは「年間数百回という演奏活動をしていたが、コロナ禍でリアルな活動が難しくなり、ネットでの配信に挑戦した」と説明。「自分が三線を楽しんでいる様子をお届けして、三線に興味を持つ方が増えたらうれしい」と話した。

 視聴者の片見秀夫さん(55)は「沖縄料理屋に座って三線を弾いてくれている感じがする。とても貴重な時間です」と感想を話した。「Tokyo三線ラヂオ」の配信はこちら。(宮里英克通信員)