沖縄県のうるま署(新木満署長)は15日、相手に恋愛感情を持たせて金をだまし取る「国際ロマンス詐欺」を防いだとして、うるま市安慶名郵便局課長の津波古順司さん(43)と、課長代理の宮城香緒理さん(43)に感謝状を贈った。津波古さんと宮城さんは「勇気を出して声を掛けてよかった」とほっとした様子。「これからも詐欺に注意して接客したい」と笑顔を見せた。

うるま署の新木満署長(左端)から感謝状を受け取った津波古順司さん(左から2人目)と宮城香緒理さん(同3人目)=15日、うるま署

 津波古さんらによると3月18日、女性が「海外から商品を購入したので100万円を振り込みたい」と郵便局を訪れた。窓口で対応した宮城さんは、振り込み方法や金額の大きさを不審に思い津波古さんに相談。「一度警察に相談してからでも遅くないですよ」などと女性を説得した。その後女性は警察に相談。会員制交流サイト(SNS)で知り合った米軍人を名乗る男から送金を依頼されていたことが分かった。

 感謝状を手渡した新木署長は「詐欺を防ぐのは警察だけでは難しい。今後も力を貸してほしい」と感謝した。