【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は19日、火星探査車パーシビアランスで運んだ小型ヘリコプター「インジェニュイティ」が飛行実験に成功したと発表した。太陽電池でプロペラを回した。NASAは「地球以外の惑星で、ヘリの飛行に成功したのは初めて」としている。

 火星で飛行に備える小型ヘリコプター「インジェニュイティ」。探査車パーシビアランスのカメラで捉えた=8日(NASA提供・共同)

 ヘリは重さ1・8キロで、全長約1・2メートルのプロペラ2枚を回転させる。プログラムにより自動で高さ約3メートルまで上昇し、その場で約30秒静止。その後、降下して4本脚で着地する計画を無事にこなした。

 火星の大気の密度は地球の約1%と薄いため、機体を軽量化し、プロペラを高速回転させるなどの工夫をした。(共同通信)