岸本建男氏が力尽きた。2006年3月27日。名護市長を退任してから49日後のことだった。   8年間の在任中、辺野古新基地問題で心身を削った。前年、日米両政府が計画を「沿岸案」に変えると、最後の力を振り絞って抵抗した。   4月2日、名護市内で開かれた市民葬には約4千人が参列した。