元米副大統領で駐日大使として米軍普天間飛行場の全面返還合意を発表したウォルター・モンデール氏が19日、米中西部ミネソタ州ミネアポリスで死去した。93歳。クリントン政権下で駐日大使を務め、1996年に当時の橋本龍太郎首相と米軍普天間飛行場(沖縄県)の全面返還合意を発表したモンデール氏。95年の米兵暴行事件について「県民の怒りは当然で、私もその思いを共有していた」と述べるなど、県民感情を推し量りながら、日米関係の維持に腐心した。

 モンデール氏は94年4月、駐日大使就任後、初めて来県。大田昌秀元知事との面談では「来年は戦後50周年で感情的な問題についても理解している」と話し、基地問題の解決に前向きな姿勢を示した。...