沖縄、千葉両県警は20日、給与を担保に高金利で金を貸す「給与ファクタリング」と呼ばれる手口でヤミ金融を営んだとして、健康食品会社「健麗堂」の元実質的経営者(38)=埼玉県入間市=や別の容疑者(38)=那覇市=ら計5人を貸金業法違反(無登録営業)、出資法違反(超高金利)の容疑で逮捕した。

沖縄県警のパトカー

 両県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。

 千葉県警は、全国で計約1200人、約7500万円を貸し付け、約3千万円の利益を得たとみて調べている。

 逮捕容疑は、貸金業の登録をしないで昨年4月25日~7月20日にかけて、千葉県や大阪府などに住む30~50代の男女6人に、1日当たりの法定金利0・3%を超える1・33~5・44%の金利で計66万円を貸し付け、利息を受領した疑い。那覇市在住の容疑者は沖縄支部と称して活動していたという。

 他に逮捕されたのは職業不詳の男性容疑者(38)=東京都練馬区、アルバイトの女性容疑者(22)=埼玉県富士見市、会社員の容疑者(48)=東京都杉並区=の3人。

 千葉県警によると「コロナ禍の不況で仕事がなくなり金を借りた」と話す被害者もいるという。