沖縄県は20日、イセエビ類とセミエビ類の捕獲を4月1日から7月31日まで禁止する漁獲ルールの順守を呼び掛けた。漁業者だけでなく、一般の遊漁者による捕獲も禁止。ルールに違反して捕られたエビの販売や所持も禁じられている。県飲食業生活衛生同業組合や、県ホテル旅館生活衛生同業組合を通して、飲食店にポスターを配布するなど周知を強化している。

捕獲が禁止されているイセエビ類のシマイセエビ(県水産課提供)

 違反した場合は罰則として、6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金となる。イセエビ類はカノコイセエビやシマイセエビなど8種、セミエビ類はセミエビとコブセミエビの2種類が対象になる。

 体長20センチ以下のイセエビ類とセミエビ類、抱卵しているセミエビ類の捕獲は、年間を通じて禁止されている。

 近年、北部地域でイセエビ類の密漁が相次いでいるが、現行犯以外での逮捕が難しいという。

 県水産課の能登拓課長は「貴重な水産資源を守っていくためのルール。密漁を防ぐため、消費者も県内飲食店でイセエビやセミエビのメニューを見かけた場合に報告してほしい」と呼び掛けた。