新型コロナウイルス収束が見通せず医療逼迫(ひっぱく)が深まる中、玉城デニー知事が政府に緊急事態宣言を要請するかが焦点だ。知事は22日の記者会見で「23~25日の推移を注視する」と述べるにとどめた。一方、国指標で沖縄の感染状況は、複数の項目が宣言を出す目安とされる「ステージ4(感染爆発段階)」に到達。宣言を要請した4都府県(東京、大阪、兵庫、京都)とほぼ同水準か、より深刻だ。宣言を出すべきか否か。難しい判断が迫られている。

 全国の感染状況を比較する国の指標は、全5項目7指標ある。宣言を出す目安は、複数項目が最悪の「ステージ4」相当に達することとされる。

 20日の厚生労働省の専門家組織の資料によると、沖縄は6指標で「4」に到達した。大阪と兵庫は7指標全てで、東京と京都は3指標で「4」。22日時点も沖縄の指標は新規陽性者など主要5指標が「4」で、大きな改善はない。

 「要請を踏みとどまる理由は」「判断が後手に回る危険性は」。22日の会見では、玉城知事に記者の質問が相次いだ。...