新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り沖縄市が、優先して高齢者や基礎疾患のある人などが接種した後に行われる一般接種でも、優先する職種を選定する方針であることが22日、分かった。保育従事者などを検討している。

桑江朝千夫市長(左)に保育従事者の早期接種への配慮を求める金城キヨ子会長=22日、沖縄市役所

 市内の私立保育園40園でつくる市私立保育園連盟(金城キヨ子会長)が同日、市役所に桑江朝千夫市長を訪ね、保育従事者が早期にワクチン接種できるよう配慮を要望。桑江市長は「一般接種でも優先すべき職種があると思う。保育は、医療や介護と同等に大変で大事だと認識している」と述べた。

 市によると、優先職種の選定は、社会的役割や感染リスクなどを考慮する方針。詳細な選定基準は今後検討する。現時点で決定した職種はないという。

 連盟は、保育現場で感染者が出た場合、濃厚接触者以外でも感染への不安を払拭(ふっしょく)できないと指摘。全ての園児と保育従事者がPCR検査を受けられるよう、検査体制の確保と検査費の補助を求めた。桑江市長は「要望に応えられるよう、しっかり取り組む」と応じた。

(写図説明)桑江朝千夫市長(左)に保育従事者の早期接種への配慮を求める金城キヨ子会長=22日、沖縄市役所