ブラジル最大都市サンパウロで唯一の邦字紙を発行しているニッケイ新聞の輿石信男東京支社長(写真右)は22日、沖縄県庁に宮城嗣吉文化観光スポーツ部長(同左)を訪ね、新型コロナウイルスの影響で経営存続が困難になっているとして支援を要請した。宮城氏は、来年に開催を予定する第7回世界のウチナーンチュ大会の告知広告の掲載など、支援策を検討する考えを示した。

宮城嗣吉文化観光スポーツ部長(左)へ新聞発行継続への支援を要請するニッケイ新聞の輿石信男東京支社長=22日、県庁

ホームページで発行の一時中断を伝えるニッケイ新聞

宮城嗣吉文化観光スポーツ部長(左)へ新聞発行継続への支援を要請するニッケイ新聞の輿石信男東京支社長=22日、県庁 ホームページで発行の一時中断を伝えるニッケイ新聞

 輿石氏は「沖縄からの移民はブラジル最大規模。県にもぜひ支援をお願いしたい」と要望した。

 宮城氏は「県系移民の2、3世を含め沖縄、日本の生活文化を継承する媒体として大きな役割を果たしている」と理解を示した。

 輿石氏によると、移民の高齢化による購読減に加え、コロナによる外出自粛要請の長期化で広告が減少している。同紙への支援では静岡県が今年2月、総務省事業を使い、ブラジル県人会の活動などを紹介する計12回の広告を掲載した。