鳥取大とダイキン工業(大阪市)は23日、砂嵐が多い乾燥地に適した空調システムの開発などを目指した共同研究を進める包括連携協定を締結した。ダイキンは今後10年間で総額10億円の研究資金を拠出する。

 包括連携協定を結んだ鳥取大の中島広光学長(左)とリモートで記者会見に参加したダイキン工業の井上礼之会長=23日午後、鳥取市

 共同研究では、同大が持つ日本唯一の乾燥地実験施設「アリドドーム」を活用。黄砂や微小粒子状物質「PM2・5」の健康への影響を調べ、砂嵐が多発するアジアやアフリカ地域の乾燥地に特化した空調機の開発を目指す。

 この他、同大農学部の「菌類きのこ遺伝資源研究センター」でキノコの香りのストレス軽減効果を検証するなど、ヘルスケア分野でも研究を進める。(共同通信)