大阪市消防局は23日、新型コロナウイルスに感染し症状が悪化した自宅療養者の救急搬送で今週、受け入れ病院の決定まで24時間以上かかったケースが少なくとも3件あったと明らかにした。最長は46時間53分で、患者はほぼ2日間、自宅待機を強いられた。

 大阪・梅田で、新型コロナウイルスへの警戒を呼び掛けるモニター=23日午後5時21分

 大阪府が運用を開始した臨時の待機施設「入院患者待機ステーション」=大阪市

 大阪・梅田で、新型コロナウイルスへの警戒を呼び掛けるモニター=23日午後5時21分  大阪府が運用を開始した臨時の待機施設「入院患者待機ステーション」=大阪市

 市内では医療体制の逼迫に伴い、搬送が遅れる事案が多発。松井一郎市長は23日の新型コロナ対策本部会議で「即時搬送がままならない。救える命が救えなくなる恐れがある」と述べた。

 コロナ患者の救急搬送が滞る事案は4月に入って急増しており、12~18日の1週間では、6時間以上かかったケースが20件あった。(共同通信)