沖縄署(宮城貴署長)は26日、沖縄市内で行方不明になっていた、認知症の80代男性の情報提供を呼び掛けた琉球放送(RBC、中村一彦社長)と、男性を見つけて110番通報した島袋勲さん(64)=うるま市=に感謝状を贈呈した。

沖縄署の宮城貴署長(右端)から感謝状を贈呈された、琉球放送の中村一彦社長(左端)、行方不明の男性を発見した島袋勲さん=26日、那覇市久茂地

 9日正午過ぎ、「沖縄市内の病院で窓口手続きをしている間、姿が見えなくなった」と男性の家族から110番通報を受け、署が捜索を開始。その後、署がRBCに情報提供を求める放送を依頼。同日午後6時40分ごろ、ラジオ番組「わんDAY」内で呼び掛けた。

 それから約10分後、帰宅途中で車を運転していた島袋さんが、服装や背丈など、ラジオで呼び掛けていた特徴と似ている男性をうるま市内で発見。車を止めて話し掛け、警察へ連絡した。同日夜には家族の元へ無事に帰ったという。

 島袋さんは「普段からラジオはよく聞いている。無事に見つかりうれしい」、中村社長は「番組を通じて貢献できて良かった。今後も協力したい」と述べた。 宮城署長は「迅速な対応により行方不明者の発見に至り、深く感謝申し上げる」と謝辞を述べた。