沖縄総合事務局は27日、現在建設を進めている那覇空港自動車道の「小禄道路」(5・7キロ)と「豊見城東道路」(0・6キロ)に関し、2026年ごろまでの全線開通を目指すと発表した。完成すれば、那覇空港から沖縄自動車道を経て名護市の許田インターまで総延長75キロが高規格道路で直結することになる。

 今夏には現在建設中の「名護東道路」が開通する予定。沖縄自動車道とは接続しないものの、国は両道路をつなぐ名護市の国道58号の整備を検討しており、那覇空港から北部へのアクセス向上が期待される。

 26年までの開通目標は、国が防災や国土強靱(きょうじん)化に向け定めた道路の「5カ年加速化対策」に基づく計画。...