沖縄県内の飲食店巡回を実施している県などは27日までに、158店が新型コロナウイルス感染拡大防止のための営業時間短縮要請に応じていないことを確認した。まん延防止等重点措置の対象となっている10市では、応じない場合に罰則の対象となる可能性がある。県は同日、10市で応じていない店を対象に文書による時短要請を始めた。要請に応じなければ命令に切り替え、従わなければ20万円以下の過料を科す前段階の手続きとなる。

那覇市の中心市街地

 県内の対象数は約1万2千店で、県などは同日までに9151店の巡回を終了した。県によると、時短に応じていない店は市町村別で那覇市86店、沖縄市13店、名護市8店、南風原町6店など。玉城デニー知事は27日の記者会見で、応じない店への命令・過料を辞さない考えを示し「そうならないために、前段階で応じていただきたい」と述べた。

 県は27日、文書で要請した店は30日までに応じるよう求めた。それでも応じなければ理由を確認し、学識経験者の意見や店舗側の弁明を聞いて、要請に応じるよう命令を出す。