沖縄タイムス電子版「沖縄タイムス+プラス」によるオンラインイベント「新聞記者の不器用トーク」が27日夜、沖縄タイムス+プラス会員向けに配信された。FECオフィス代表の山城智二さんを司会に、連載「『防人』の肖像~自衛隊沖縄移駐50年」取材班の銘苅一哲記者が登壇し、沖縄と自衛隊の今を解説した。

「沖縄と自衛隊」をテーマに解説する銘苅一哲記者(左)と案内役のFECオフィス代表・山城智二さん=27日、沖縄タイムス社

 銘苅記者は連載をはじめたきっかけについて、「自衛隊のことを語ってはいけないという雰囲気が沖縄にある」と説明。自衛隊に関する報道が県内で少ないことにふれ、「自衛隊との関係を考える意味で、移駐の歴史や現状を紹介したい」と連載の目的を語った。

 復帰後、自衛隊が沖縄に移駐する過程では、県内で強い反発があったことも紹介。背景には「沖縄戦での日本軍のふるまいと、自衛隊の存在が重なったのではないか」と分析した。一方、取材した元自衛隊員たちに共通するのは「国民を守りたい」や「戦争をしたくない」と思いだったと話した。視聴者からの「自衛隊を軍隊だと思うか」という問い掛けに対しては、「やっていることは軍隊と変わり無いと思う」と答えた。

 視聴者からは「前線で自衛隊を取材する銘苅記者の本音が聞けて良かった」「記事に実際に携わる記者と交流できる企画で新聞を身近に感じることができた」との感想が寄せられた。

 イベントはアーカイブでも視聴できる(沖縄タイムス+プラス会員限定)。アーカイブはこちら