[リポート’21 嘉手納]

 極東最大規模の米軍嘉手納基地(沖縄県)が町面積の82%を占める嘉手納町。残された土地でどうにか経済振興を図ろうと、観光を推進する動きが進んでいる。3月末に町観光協会が設立され、2022年4月にリニューアルされる「道の駅かでな」と、町水釜に「比謝川自然体験センター(仮称)」が完成する予定。同基地を見渡せる「道の駅」を観光拠点として、マングローブなどが残る比謝川での「カヤック自然体験」などもセットで打ち出す考えだ。(中部報道部・宮里美紀)

 同基地を抱える町は、開発による街づくりが難しく、経済振興が長年の課題とされてきた。町は「消費活動が町内にとどまれば、商工産業が厳しい」とし、町外から呼び込むため、12年に初めて町観光振興基本計画を作った。

 年間50万人が訪れる道の駅かでなを観光拠点とする方針だが、...