[激戦の舞台裏 2021うるま市長選](下)

 中村正人氏の当選で幕を閉じたうるま市長選は、県内政局に二つの亀裂を生んだ。県議会与党の会派おきなわ所属で、中村氏の応援に入った県議会議長の赤嶺昇氏が玉城デニー知事の県政運営を問題視したことに、与党から「一線を越えた」と批判が高まる。一方、自公は自民への復党を求める下地幹郎氏が選挙戦を通じて表に立つことを拒否。次期衆院選を巡り保守間にも確執が生まれた。

 「はっきり申し上げる。玉城県政の新型コロナ対策は失敗だ」。18日の出発式で、赤嶺氏が声を張り上げると、中村陣営は沸いた。...