沖縄タイムス+プラス ニュース

沖縄、7日ぶり新規感染100人超えが示す現状とは

2021年5月2日 07:48

 沖縄県は1日、新たに10歳未満~80代の男女105人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が100人を超えるのは4月24日以来、7日ぶり。一方、感染者数は12日連続で前週の同じ曜日と比べて減少した。沖縄市の80代女性の死亡も確認された。関連死亡者数は計137人。

那覇市の中心市街地

県の新型コロナ判断指標と現状

那覇市の中心市街地 県の新型コロナ判断指標と現状

 県の糸数公医療技監は、4月29日が公休日で医療機関が開いていなかったことなどから「保険診療の検査数が増えた」と説明。1人から何人に感染が広がるかを示す「実効再生産数」は19~25日で0・72と1を切っており「今後、新規感染者が急増することは考えにくい」との見解を示した。ただ、入院者数や重症・中等症の患者数には改善が見られず、医療状況の逼迫(ひっぱく)は続いている。

 死亡した80代女性は12日に陽性が分かり、13日に入院したが容体が悪化。26日に死亡が確認された。死因は調査中。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は35・03人で全国7番目だった。市町村別では那覇市が36人で最多。うるま市14人と続いた。同市の感染者増と先日の市長選との関連性について糸数医療技監は「(陽性者の)年代にばらつきがある」などとして選挙の影響を否定した。

 新規105人のうち、感染経路が追えたのは36人。米軍関連は2人だった。

連載・コラム
記事を検索