読谷高校2年の屋嘉健人さん(17)=北谷町=は、1964年の東京五輪聖火リレーで伴走者を務めた祖父の思いを受け継ぎ「沖縄から平和を発信したい。一人でも笑顔になれば」との思いを胸にコースを走った。

 沿道から見守った祖父の福地良夫さん(73)も当時、同校2年生だった。トーチを持つ先輩の後ろから日の丸の小旗を持ち、米軍統治下を象徴するような広大な嘉手納基地沿いを走った。孫の雄姿に「自分が走った57年前を思い出し、感動した。孫が走ってくれたのがうれしい」と目を潤ませた。...