国頭村の景勝地である辺戸岬で4月8日、ヒヨドリの大群が与論島向けに海を渡る様子が確認された。村在住の嘉陽宗幸さんが動画を撮影した。嘉陽さんによると、ヒヨドリの大群を確認したのは同日午前8時すぎ。辺戸岬の海岸線付近を群れで往復するように飛んだ後、与論島向けに海面ぎりぎりの高さで飛び去ったという。

辺戸岬から飛び立つヒヨドリの大群=4月8日、国頭村・辺戸岬(嘉陽宗幸さん提供の動画より)

 沖縄野鳥研究会の嵩原建二さんによると、ヒヨドリは沖縄以南の温暖地で越冬し、繁殖地に戻る際に群れで岬から飛び出す。群れを狙うハヤブサの捕食を避けるため、海上すれすれを飛行するという。嵩原さんは「このような光景は以前から沖縄でも確認されているが、今回の(動画に映っている)群れは大きい」と話した。

 嘉陽さんによると辺戸岬では毎年4~5月、同様の光景を見ることができるという。