国の天然記念物オオヒシクイ1羽が1日、石垣市内で確認された。石垣島フィールドガイドSeaBeansの小林雅裕さん(46)が撮影した。カモ科マガン属に分類される大型のガン。レッドデータブックでは、準絶滅危惧種に指定されている。

この時期には珍しく石垣島に飛来したオオヒシクイ=1日(小林雅裕さん撮影)

5年前に沖縄本島で越冬するオオヒシクイ=2016年、金武町

この時期には珍しく石垣島に飛来したオオヒシクイ=1日(小林雅裕さん撮影) 5年前に沖縄本島で越冬するオオヒシクイ=2016年、金武町

 稲が実りつつある田んぼの畦(あぜ)でカルガモと一緒に羽を休めていた。小林さんは「冬鳥として毎年少数が渡来するが、この時期には珍しく過去に記録はないと思う。繁殖地にたどり着けるか心配だ」と話した。

 国内に渡来するオオヒシクイは、ロシア、シベリアが繁殖地と考えられている。沖縄方面に渡来する個体群はどこからどこへ向かかうのか謎が多いという。