地域の福祉活動を支援するため、沖縄タイムス社が県内の小規模福祉施設や団体などに助成金を贈る「タイムスふれあい事業」が今年で18回目を迎える。助成団体はパソコンや計量器、農業用機械などを購入して活動をさらに充実させている。前年度に助成を受けた団体の活動を紹介する。

和気あいあいと作業する利用者=那覇市

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ミシン作業スムーズに NPO法人ふぃーるど・ぱわー

 就労継続支援B型事業所を営むNPO法人ふぃーるど・ぱわー(武田淳子代表)は、助成を利用して職業用ミシンを購入した。価格は家庭用の5倍以上。パワーがあり、厚い布や紙パックもきれいに縫えるようになった。昨年8月の導入以来、一度も故障していないという。牛乳の紙パックを縫い合わせたバッグや布マスク、マイバッグを製作。コロナ禍でイベントが次々と取りやめになったため、カフェで販売しているほか、ネットショップ開設も検討している。

 型紙作りから裁断、縫製を一手に引き受ける利用者の大城美恵子さん(64)は「糸巻きがスムーズで、手早く作業できて使いやすい」とにこやかに話した。

 同法人には障がい者ら19人が通う。米袋のひもを編んだバッグや根を取ったもやしなども販売している。支援員の嘉数綾子さん(43)は「故障しがちな家庭用ミシンで我慢してきたが、助成のおかげで職業用を購入できたことに感謝したい。利用者も満足している」と話した。

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