地域の福祉活動を支援するため、沖縄タイムス社が県内の小規模福祉施設や団体などに助成金を贈る「タイムスふれあい事業」が今年で18回目を迎える。助成団体はパソコンや計量器、農業用機械などを購入して活動をさらに充実させている。前年度に助成を受けた団体の活動を紹介する。

和気あいあいと作業する利用者=那覇市

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ミシン作業スムーズに NPO法人ふぃーるど・ぱわー

 就労継続支援B型事業所を営むNPO法人ふぃーるど・ぱわー(武田淳子代表)は、助成を利用して職業用ミシンを購入した。価格は家庭用の5倍以上。パワーがあり、厚い布や紙パックもきれいに縫えるようになった。昨年8月の導入以来、一度も故障していないという。牛乳の紙パックを縫い合わせたバッグや布マスク、マイバッグを製作。コロナ禍でイベントが次々と取りやめになったため、カフェで販売しているほか、ネットショップ開設も検討している。

 型紙作りから裁断、縫製を一手に引き受ける利用者の大城美恵子さん(64)は「糸巻きがスムーズで、手早く作業できて使いやすい」とにこやかに話した。

 同法人には障がい者ら19人が通う。米袋のひもを編んだバッグや根を取ったもやしなども販売している。支援員の嘉数綾子さん(43)は「故障しがちな家庭用ミシンで我慢してきたが、助成のおかげで職業用を購入できたことに感謝したい。利用者も満足している」と話した。

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助成希望団体を募集 申し込みは5月21日まで延長

 沖縄タイムス社は第18回「タイムスふれあい事業」で助成を希望する小規模の福祉施設や団体を募集している。同事業は2004年から実施。これまで103施設に総額2996万859円を寄贈している。
 募集期間は4月15日(木)~5月21日(金)。対象は21年度事業計画で必要とされる設備、備品、周年事業や記念事業運営費など(ただし、毎年の事業を除く)。17年度以前に本助成を受けた施設、団体も申請が可能。募集要項、申請書は沖縄タイムスホームページ(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/560084)から入手できる。申請書に、施設パンフレットや事業案内、イベントの実施要項や収支決算書などの資料を添付し、タイムスふれあい事業事務局宛てに郵送する。当日消印有効。郵送先は郵便番号900-8678 那覇市久茂地2の2の2 沖縄タイムス社総務局総務部「タイムスふれあい事業事務局」宛て。問い合わせは電話098(860)3548(平日午前9時~午後5時)。