観光客が集う那覇市那覇空港駅や国際通りで、ゴールデンウイーク(GW)期間中の人出が昨年の約3~7倍に増加していたことが分かった。お盆や年始と比べても増えていた。

GW中に国際通りを歩くマスク姿の観光客ら=3日午後、那覇市松尾

大型連休の人出

GW中に国際通りを歩くマスク姿の観光客ら=3日午後、那覇市松尾 大型連休の人出

 スマートフォンの位置情報を基に、駅周辺などで1時間ごとの平均人口を調査しているソフトバンクの子会社「アグープ」からデータの提供を受け、本紙が分析した。

 今年と昨年のGW、お盆、年始の日曜日を比較した。沖縄都市モノレール(ゆいレール)那覇空港駅は午後0時台、国際通りは午後7時台をそれぞれ調べた。

 今月2日の人出を見ると、那覇空港駅は緊急事態宣言が出されていた昨年の5月3日に比べ7・1倍と、大幅に増加。まん延防止等重点措置で飲食店などの時短営業が続く国際通りも、2・8倍になっていた。

 県独自の緊急事態宣言が出されていた8月16日との比較でも、那覇空港駅では1・7倍、国際通りでは2・3倍。年始で帰省客が多かった今年の1月3日と比べても、那覇空港駅は1・2倍、国際通りは1・4倍に増えていた。

 一方で、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象となっている首都圏(1都3県)、関西圏(2府1県)から沖縄への移動人口を見ると、首都圏では今年のGWは昨年の倍以上で、関西圏も昨年より増加していた。

 県感染症対策課の担当者は「厳しい措置が取られた昨年より人の流れは大きくなった」とした上で「まん延防止等重点措置がなければもっと爆発的に増えた可能性がある」と分析した。(社会部・山中由睦)

(写図説明)大型連休の人出