「Choose Life Project」がアンケート

鉱山開発計画の現場を視察する沖縄県の照屋義実副知事(右から2人目)=3月19日、糸満市米須

 辺野古新基地建設に沖縄戦戦没者の遺骨が混じった土砂が使われる恐れがあることについて、ネットメディア「Choose Life Project(CLP、チューズライフプロジェクト)」はこのほど、国内外で遺骨収集に関わる国会議員へのアンケート結果を発表した。本土の議員からはほとんど回答がなく、沖縄関係議員の関心の高さと対比が際立った。

■14議員のうち12人無回答

 東京都の硫黄島では超党派の議員連盟「硫黄島問題懇話会」(逢沢一郎会長)が遺骨収集を支援している。役職に就いている国会議員14氏に辺野古の土砂問題について尋ねたところ、逢沢会長ら自民の11氏と立憲の泉健太氏は回答しなかった。

 反対したのは2氏で、今井雅人氏(立憲)は「遺族の身になって考えれば、採取などできるはずもない」、玉木雄一郎氏(国民)は「辺野古移設計画はゼロベースで再検討すべき」と回答した。

 国内外の戦跡で厚生労働省から遺骨収集を受託する日本戦没者遺骨収集推進協会の尾辻秀久会長、水落敏栄副会長(ともに参院議員、自民)も回答がなかった。

■沖縄の議員9人中7人反対

 一方、沖縄関係の国会議員は9氏のうち7氏が反対した。西銘恒三郎(自民)、下地幹郎(無所属)の2氏が回答しなかった。

 結果について、CLPの担当者は「硫黄島などで遺骨収容を続ける国会議員なら、戦没者を土木建築の資材にするこの計画について何らかの意思を表明するだろうと思ったが、そうではなかった」と落胆した。沖縄の国会議員は高い関心を示したことを挙げ、「沖縄戦戦没者には本土出身者も多く含まれる。次は本土側が応える番だった。非常に残念だ」と語った。

 結果はCLPウェブサイト(https://cl-p.jp)から確認できる。