地域の福祉活動を支援するため、沖縄タイムス社が県内の小規模福祉施設や団体などに助成金を贈る「タイムスふれあい事業」が今年で18回目を迎える。助成団体はパソコンや計量器、農業用機械などを購入して活動をさらに充実させている。前年度に助成を受けた団体の活動を紹介する。

パルスオキシメーターを使用する「てぃんさぐの会」の利用者=提供

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吸入器を無料で貸し出し 小児在宅医療基金てぃんさぐの会

 在宅医療が必要な難病の子どもたちをサポートする那覇市の「小児在宅医療基金てぃんさぐの会」は、助成金で血中酸素濃度を測るパルスオキシメーター2台、吸入器5台を購入した。
 重い心身障がいを抱える子どもたちにとっては「家で暮らすための必需品」。一方、機器を購入する際、国の補助制度の対象にならず、全額自己負担しなければならない場合もあるという。
 冨名腰義裕会長は「制度のはざまにいる子どもたちを支援するため、ふれあい事業に応募した」と話す。
 機器は会員に無料で貸し出している。「正常な呼吸状態を管理できる。在宅治療の一助になった」と喜んだ。
 てぃんさぐの会は1993年に結成された。自宅に閉じこもりがちな子や家族のため、サマーキャンプなども実施している。新型コロナウイルスの影響で今年は中止した。

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