1991年に滋賀県甲賀市(旧信楽町)で第三セクター信楽高原鉄道(SKR)とJR西日本の列車が正面衝突し、乗客ら42人が死亡した事故から14日で30年となるのを前に、市は10日、新規採用職員の研修の一環として、現場近くの慰霊碑の周りを清掃した。SKRの設備を市が所有していることもあり、事故を風化させることなく、住民の安全を守る責任を理解してもらう目的。

 信楽鉄道事故の慰霊碑を清掃する人たち=10日午前、滋賀県甲賀市

 新規職員は慰霊碑に手を合わせ、JR西の職員らと清掃。慰霊碑近くの草を丁寧に取り除き、落ち葉を拾った。その後、近くの市民センターでSKR職員らから講習を受け、安全管理の大切さや非常事態に対する心構えを学んだ。(共同通信)