5・15平和行進実行委員会(委員長・山城博治沖縄平和運動センター議長)は11日の会合で、15日に開催予定だった平和行進の中止を決めた。2020年に続き2年連続の中止となる。新型コロナウイルスの感染拡大が続き、県の警戒レベルが第4段階の感染まん延期にあるため、中止と判断した。

(資料写真)2018年の平和行進。基地のない沖縄の実現を訴え、出発する参加者

 行進後に糸満市摩文仁の平和祈念公園で予定していた県民大会も取りやめる。実行委員会を構成する自治労など約15団体が15日に北中城村のキャンプ瑞慶覧ゲート前で小規模のアピール行動をする予定。

 実行委員会は当初、新型コロナ対策を徹底した上で、参加人数を各コース約100人に絞り、行進時間を2時間以内に短縮するなど規模を縮小して開催する予定だった。

 昨年は新型コロナ感染拡大の影響で1978年に始まって以来、初めて中止した。直近の2019年では5月17―19日の3日間で延べ3590人(主催者発表)が参加。最終日、宜野湾市で開かれた県民大会には海外を含めて約2千人(同)が集まった。

 5・15平和行進は、復帰後も変わらない過重な基地負担に声を上げる目的で開催している。