横浜市中区で2018年10月、ビルの屋上から金属製パネル(重さ約80キロ)が落下し、通行人の男性=当時(65)=に直撃して死亡した事故で、神奈川県警加賀町署は12日、落下は突風の影響が否定できないとして、ビル管理会社の刑事責任を問えないと判断した。同日、捜査結果を横浜地検に書類送付し、捜査を終結した。

 署によると、パネルを固定する金属部分がさびで劣化していた。管理会社は消防法に基づく点検報告義務に違反していたが、落下との因果関係は明確でないとした上で、事故前日に現場付近で吹いた台風24号による突風の影響も否定できないと判断した。(共同通信)