【東京】宮古島市への陸上自衛隊配備に絡み、前市長の下地敏彦容疑者が逮捕された12日、自衛隊からは島内で部隊へのイメージが悪化することへの懸念が上がった。岸信夫防衛相は12日午後、「何も聞いていない」と述べるにとどめた。防衛省内で本紙などの取材に答えた。

岸信夫防衛相

 宮古島への陸自配備を巡っては、3月末に市城辺保良の「保良訓練場」の弾薬庫が供用開始されたが、弾薬はまだ搬入されていない。

 防衛省内からは、今回の逮捕で配備に対する地元の反発が強まり、搬入時期や配備そのものへの影響を懸念する声も漏れる。

 ある陸自関係者は「(陸自への)印象が悪くなるかもしれない」と憂慮。配備への影響について「粘り強く理解を求めていくしかない」と話した。