写真の魅力は色彩や構図といった視覚的要素だけではない。撮影者、被写体、鑑賞者それぞれが一回限りの生を生きていることを実感させる。写真を見る醍醐味(だいごみ)とは、これらすべてが織りなす豊かな調べを味わうことにあるのではないか。