任期満了に伴う来年1月予定の沖縄県名護市長選に向け、現職の渡具知武豊氏(59)は13日、2期目の出馬へ意欲を示した。自民党名護支部(末松文信支部長)の同日の幹事会で、名護市議会与党会派「礎之会」が出馬を要請する方針を確認したことを受け、本紙取材に答えた。

渡具知武豊市長

 渡具知氏は「そういった声があるのは大変光栄。(2期目に向けて)意欲はある。これから議員の皆さんとのしっかりしたコンセンサスを得て、前向きにやっていく。しかるべきときに表明をしたい」と出馬に前向きな意向を示した。

 礎之会は20日に渡具知氏に要請する方向で調整している。会派長の比嘉忍市議は「これまでの(渡具知氏の)取り組みに対する市民からの評価は非常に大きい。ぜひ次も頑張ってほしいという声が市民からある」と理由を述べた。

 幹事会のメンバー23人のうち市議ら14人が出席。末松氏によると、30分ほど意見交換し、「当選時に掲げた公約を進めていて、市民からも高い評価を得ている」「引き続き頑張ってもらいたい」などの意見が出たという。最終的に、全会一致で要請する方針を確認した。

 市長選には、市議の岸本洋平氏(48)が立候補の意向を固めている。

 渡具知 武豊氏(とぐち・たけとよ)1961年8月12日生まれ。市許田出身。第一経済大(現・日本経済大)卒。保険代理店経営を経て98年に名護市議に初当選し、連続5期。自民系会派「礎之会」会長も務めた。2018年2月の市長選で初当選、現在1期目。