冷戦下の1960年代、中国や旧ソ連をにらむ核巡航ミサイル「メースB」が沖縄に配備された経緯の詳細が、14日までに機密解除された米軍文書で分かった。米軍は旧ソ連などが日本に投下された原爆の数十倍規模の破壊力を持つ核兵器で沖縄を奇襲攻撃することを想定、第一撃で沖縄が壊滅的な被害を受けても、敵の追加攻撃を封じるのに必要な反撃能力を維持することを目的に、ミサイルの分散配備を決定していた。

 50年代にはメースBの前身となった核搭載可能な地対地ミサイル、マタドールの配備先として日本本土を検討したが、根強い反核感情を理由に...