[解説]北谷浄水場で有機フッ素化合物(PFAS)を除去する事業費を国と県の予算で負担しているのは、米軍嘉手納基地内が汚染源の可能性が高いと指摘されているにもかかわらず、米軍側が立ち入り調査を認めず、汚染の原因究明が進んでいないからだ。(政経部・又吉俊充)=関連記事

 環境省の2019年度調査では、PFASの一種、PFOS(ピーホス)の値が最も高かったのは嘉手納基地内を流れる沖縄市の大工廻川。1リットル当たり1462ナノグラムが検出されており、全国で最悪の値だった。

 県企業局は16年、同局の調査で嘉手納基地周辺の水源でPFOSが検出されていると発表。その後、緊急対策として...