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ワクチン受けた212人、誰に注射したかは特定できず 沖縄で5人に生理食塩水

2021年5月17日 07:38

 【浦添】浦添市は65歳以上の高齢者を対象とした15日の新型コロナワクチン集団接種で、5人に誤ってワクチンの入っていない生理食塩水を注射したと発表した。松本哲治市長が16日、緊急記者会見で明らかにした。市長は謝罪した上で「健康被害が生じる可能性はない」と述べた。生理食塩水は、ワクチンの原液を薄めるために使う。

緊急記者会見で謝罪する松本哲治市長(中央)ら=16日、浦添市役所

 ミスが起きたのは、市の健康相談センターで15日に行われた集団接種。この日212人が接種を受けたが、ワクチンの入っていない生理食塩水を誰に注射したかは特定できていない。

 市は今後、全員に抗体検査を行い、ワクチンがきちんと接種されたか、誰に接種されなかったかを確認。抗体を示す数値が低い人には、再度ワクチンを打つ方針という。抗体検査の時期は国や県と協議して決める。

 市によると、ミスはワクチン原液を生理食塩水で希釈する過程で起きた。希釈したワクチンを注射器に移した後の容器に、再び生理食塩水を入れ、注射した可能性が高いという。

 市は取り違えが起きた原因について(1)ワクチンの希釈や注射器への充填(じゅうてん)作業を担当者が一斉に行い、役割分担が明確ではなかった(2)ワクチンが入った容器と使用済みの容器が近くに置かれていた-などを挙げている。

 今後は作業を分業制にし、各工程で二重のチェック態勢を取る。

(写図説明)緊急記者会見で謝罪する松本哲治市長(中央)ら=16日、浦添市役所

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